令和6年6月22日(土)、宮沢洋一後援会は第25回目の定期総会を開催しました。会場は近年福山駅を中心に再開発が進められている中で、福山城とともに古くから同市のランドマークとなっている福山ニューキャッスルホテル。前夜から降り続く雨にもかかわらず約30名の会員が出席しました。
総会の進行は、私、幹事長の羽原が務め、昨年の総会で新しく後援会長となった髙橋会長の挨拶の後に、本日の議題である令和5年度運動報告及び決算報告、令和6年度の活動方針が審議され、いずれも原案どおり承認されました。次いで本日来賓としてご臨席いただいた中国税政連の井上会長と山中幹事長、広島県税政連の峯松会長のご紹介と、代表して井上会長からご祝辞を頂き、最後に峯松会長から今後の県税政連の活動を交えた閉会挨拶で総会は終了しました。
5分間の休憩のあと、国政報告会に移り宮沢先生が来場、出席者一同、拍手で先生をお迎えしました。入場早々先生は、昨年10月に導入開始されたインボイス制度に関し、「税理士の皆さんには大変ご協力をいただいた。これからも現場での問題等をお知らせいただければ幸いです。」と謝意を述べられました。
続いて令和6年度税制改正の主項目を解説され、物価高に対する国民の負担緩和と中長期的な経済の成長を見据えて様々なメニューを用意した。その中で今月から実施される定額減税については、現場の混乱を避けるため党税制調査会は減税ではなく給付による実施を官邸に幾度と申し入れたが叶わなかった。など、報道には表れない政治の裏舞台のお話も伺うことができました。また、公的年金制度の財政検証は法律上5年ごとに行うよう定められ、次回は本年令和6年が検証の時期になっているそうです。年金課税と退職金課税は大きく関連性があり、今や国民の働き方の選択肢にも繋がっています。先生は自民党社会保障制度調査会年金委員会の委員長でもあり、来年の制度改正に向けてしっかり議論を進めていかなければならないとして締めくくられました。
懇親会では、グラスを片手にそれぞれのテーブルで腰を据えて会員の意見に一問一答いただき、出席者は日常経験できない貴重な時間を過ごすことができました。
幹事長 羽原 伸悟