令和6年2月17日(土)、本後援会は第10回目の定期総会を笠岡グランドホテルで開催しました。来賓に中税政から井上会長と山中幹事長、岡山県税政連からは姫井会長と中原幹事長をお招きし、当日は地元事務所主催による「新春の集い」も併催されており、館内は地元の支援者による賑わいを見せていました。加藤先生はここ数年、厚生労働大臣、内閣官房長官を歴任され、地元に帰ってこられる機会がなかったため議員同席の開催は久しぶりでした。
定期総会は12時30分に開催して4件の議案を提示、それぞれ説明し各議案とも了承され、加藤先生が前述の「集い」の閉宴後、来場者をお見送りされるまでの数十分間、次回衆議院選挙から適用される新選挙区割への対応について、当後援会、中税政、岡山県税政連による三者での意見交換を行いました。一票の格差の是正のため令和4年12月に公職選挙法が改正され、岡山県内の選挙区数は次回衆議院選挙から現行の5から4になります。加藤先生の選挙区である現5区は新3区となりますが、その対象となる区域は大きく広がり、岡山県の外周を取り囲むように拡大されました。このことは私たち後援会の支援体制と活動にも大きな影響を及ぼすため、新選挙区内に地盤を置く他議員の動向や住民の支援状況、会員への意向確認に努めてきました。これまで様々な場面で協議をしてきましたが、今回、先生の活動拠点は笠岡事務所であることを確認し、大きな体制変更は行わず、活動の拡大に伴う必要な支援を岡山県税政連と中税政から行うこととされ、また、後援会としても各地域から役員を選出することで広範囲な情報伝達と支援体制を整えることで結論いたしました。
建設的な意見交換が終了したところで加藤議員が来場され、一同拍手でお迎えしました。加藤議員は席に着かれるや否や、昨日から始まった確定申告期間に向けた業務繁忙に謝意を述べられるとともに、今般の政治資金問題についてお詫びがあり、次いで井上会長、姫井会長からのご挨拶の後、コーヒーとケーキを囲み出席者との懇談がスタートしました。
議員からは、新選挙区ではおかげさまで各地域に後援会を設立していただいたが、選挙カーは一台しか使用できないため、選挙区域に応じた対応をしていただきたいとこぼされていました。厚生労働大臣を何度も務められ、内閣官房長官としてデジタル化を推進していた経験から、マイナンバーカードの保険証利用が進まない原因について、現段階では厚生労働省内部でのシステムが構築途中のため各医療機関が躊躇しており、電子処方箋まで進めば一気に普及すると思われる、また、会員が税務の現場で日々抱えているe-TAXとeLTAXのシステム統一や、仕組みの改善要望についても深くご理解をいただいていました。最後に、最近本会議では飲み物の持ち込みが可能となり、私は黒い水筒を置いているので、是非ご覧くださいと笑いを誘われ、記念撮影の後、久々の総会は和やかに終了いたしました。
後援会長 江原和之