私たち税理士による加藤勝信後援会は、令和7年2月16日(日)、笠岡市・笠岡グランドホテルにおいて恒例の後援会総会を開催しました。今回も地元支援者による「新春のつどい」とともに企画しましたが、現在先生は財務大臣でいらっしゃるためスケジュールの関係上9時半からの開始となりました。
早朝から警備の方を建物の内外でお見かけする中、総会は定刻に開催、後援会長の私が司会と進行を務め、予定していた4つの議題にすべて満場一致で承認いただきました。しばし歓談の後先生が来室、一同拍手でお迎えし、ご来賓にお迎えした中国税理士政治連盟の井上会長と山中幹事長、岡山県税理士政治連盟の姫井会長と中原幹事長のうち、代表して両会長から加藤大臣にまつわるエピソードを交えたご祝辞の後、加藤先生からご挨拶と先月24日に開会された通常国会に関する国政報告をいただきました。
先生からは冒頭、今回の選挙で政権与党から少数与党になってしまい、これまで党内議論で決着してきた事柄について他党との調整が必要となった。予算委員会では様々な議論がされており、とりわけ国民の皆さんの関心事となっている「103万円の壁」問題をはじめ、景気・物価対策、少子化対策、教育の無償化、憲法改正など各党が掲げる政策にも若干の温度差があり、それらひとつひとつを紐解いて税制も絡めて調整をしていかなければならない。7月に参議院選挙があるがその前の月に東京都議会議員選挙がある。他党との調整ではこれらの選挙協力を見据えた駆け引きも必要となる。7年度予算を本年度内に成立させるためには3月2日までに衆議院を通過させなければならず、予算修正に要する時間を考慮すると今週中に結論を出さなければならない状況になっている。と逼迫した国会の現状を説明されました。
その他、景気の好循環をもたらすには従業者の賃金を可能な限り上乗せして消費意欲を向上させ、設備投資と販路拡大を目指してほしいこと、所得税の申告期限の延長については検討段階に入っているなどの国政報告があり、ひと段落着いた後も出席した会員から、高等教育の無償化による地域の衰退、マイナカードの効率的運用、選択的夫婦別姓制度について質問を受け、私見を交え丁寧に答えていらっしゃいました。最後に出席した後援会員ひとりひとりと握手を交わし、この後の「新春のつどい」でもあらためて懇親を深めました。
後援会長 江原和之