2025-10-20

令和7年1019日(土)、我々、税理士による寺田稔後援会は、恒例の後援会総会を呉阪急ホテルにて開催しました。
昨年の総会で福島前幹事長からバトンを引き継いだ沖本幹事長が緊張した面持ちで、あいにくの空模様の中出席された20人の出席者に開会を告げ、ご来賓の井上中国税政連会長と本年度新しく就任された占部広島県税政連会長を紹介、議案である活動状況及び予算の執行状況がそれぞれ承認されました。
予定していた全ての次第を終え総会が終了し、暫時休憩の後、寺田議員がご到着。いつものように控えめな足取りで入場され、一同起立の上、大きな拍手でお迎えいたしました。
ここからの進行は私が務め、今回は会員から事前に質問を求めない「ぶっつけ本番」形式での意見交換会を初めて実施しました。
 
 
この総会を通知した時点では、自民党総裁選挙結果によって自公連立政権の枠組みが崩れるなど思ってもおらず、折しもこの総会開催の数日前からは永田町で繰り返される与野党党首による会談と発言が、夜のニュースと翌日の朝刊を駆け巡っている中で、会員からは、長期の政治空白が生じている中での税制改正論議の状況、1千億円といわれる国の借金の償還見通し、円安・物価高に対する日銀の経済対策、そして連立政権に対しての議員の考え方や議員定数削減案、そしてSNSを使った若い世代に向けた情報発信の必要性について、6人の会員から思い思いの質問が議員に投げかけられていました。
寺田先生はこれまでの長い政務経験のもと、その一つ一つに窮することなく明瞭かつ丁寧に、温和な表情で答えられていらっしゃいました。
意見交換会終了後、本来は第3部の懇親会にもご同席いただく予定でしたが、急遽生じた後援者の葬儀に参列するため、ご欠席を余儀なくされ非常に残念でした。
寺田議員は東京大学法学部をご卒業後、当時の大蔵省で20余年要職に執務後政界に入られ、頭脳明晰であるにもかかわらず、どんな場面においても腰が低く、税制改正要望だけでなく陳情時には必ず相手の立場に立ってお話を聞いていただけます。当地呉市の発展に際しても、大和ミュージアムの建設誘致をはじめ市内への産業振興策やインフラ整備など多大なご理解とご協力をいただいています。このことを若い世代に伝えていくことも私たちの課題と感じる総会となりました。

後援会長 山田毅美



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